2023/03/03

ビジネスにおける『電気料金値上げ』について

 

おはようございます!





さて、


今日は「電気料金値上げとの向き合い方」みたいなテーマでお話したいと思います。



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▼ 企業別の値上げ幅
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先ず、いろんな会社の値上げ幅から見ていきましょう。

#4月からの予定


・東北電力 31.7%

・北陸電気 42.7%

・中国電気 29.9%

・四国電気 27.9%

・沖縄電気 39.3%

・北海道  32.2%(#6月から予定)

・東京電力 28.6%


と出ています。


#「この値上げをすぐにやるのは危険だから、もう少しちゃんと考えなさいね」というコメントが総理からも出てましたね


日本全国の平均の電気代値上げの割合は『32%』となっております。



ちなみに、平均的な『店舗ビジネス』における電気代と増加幅はだいたいこんな感じ。

#平均だいたいよ

#店舗差あるよ



・美容室     約5万円  

⇒  6万6千円 = 1万6千円/月 増加


・ラーメン屋さん 約10万円  

⇒  13万2千円 = 3万2千円/月 増加


・居酒屋さん   約20万円  

⇒  26万4千円 = 6万4千円/月 増加

 #規模によってまちまちですが


・コンビニ    約30万円  

⇒  39万6千円 = 9万6千円/月 増加


・焼肉屋さん    40万円  

⇒  52万8千円 =12万8千円/月 増加

 #閉店店舗が増える可能性大



いずれも店舗の大きさや規模によって違いはありますが、大体の目安として考えてください。



これを踏まえて、例えば月商240万円の焼肉屋さんがあったとしましょう。

その店舗にとって、12万8千円の増加って、「『5%』のコスト増」なんです。


ということは、これまでのそのお店の『利益率』が5%未満だったら、「電気料金の値上げだけで、赤字に変わってしまう」という事になります。



もちろん『原発』を稼働させれば大幅な改善は見込めるし、実際に「原子力発電所の運転再開に関するアンケート」の賛成反対アンケートでは、震災後初めて賛成が51%、反対42%、という風に、「もうさすがにこれはまずいね…」と実際に生活やビジネスに影響しちゃってるもんだから「もう、原発再開しましょ。」っていう声の方が上回りました。

#原発の良し悪しの話じゃないですよ



ただ、ここでは僕たちは政治的な課題には触れずに、自分たちで出来る事を考えようと思います。

#待ってても仕方ないしね

#攻めの姿勢!


「自分たちで解決する」という選択肢を持つことは大事ですよね。



大きく分けて選択肢は三つかなと思っています。


①「ほかの科目で値上げ分を吸収する」

電気代上昇分を、人件費、消耗備品費、外部委託費などの別項目のコスト下げて、改善する。



②「売価のアップ」

商品売価を上げれば、全てのコストパーセントが下がる。という強力な打ち手。

課題は一つ。

「売価を上げても顧客数を減らさない」

これが出来るかどうかは、「普段から顧客ではなく、ファンで回す」を出来ているかで決まります。



③「ビジネスを、ピボットする」

電気代の影響が少ない業界へ「大転換」を行う。

例えば、コンテンツビジネスや教育業、コンサル業などは、電気代の影響を受けにくい代表例です。



残念ながら、ポリティカル(政治的)な課題は経営に直接影響しています。



今後も、『円安』、『少子化』、『脱炭素』、『半導体不足』、『海外人材不足』などなど、更なる『圧』が僕たちのビジネス環境に及んできます。



だからこそ、日頃から「利益率の高いビジネスモデル」を構築しておき、備える必要がある。



その為に、

学びましょう!


その為に、情報をキャッチし続けましょう!


その為に、コミュニティを持ちましょう!


そんなコミュニティで居続けたいですね。


今日もありがとう!


じゃ

またね。


阿部


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