おはようございます!
今日は「根拠や裏付けを意識する」というテーマで書きたいと思います。
すごくボヤっとした話になりますが、僕が結構、大切にしている感覚です。
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▼ 『根拠』や『裏付け』といったもの
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「論理」は他の人に説明する(納得してもらう)際に用いるものであって、行動の指針にするとロクなことがないなぁ…というのがココ数年の感想です。
僕が信用しているのは、「普遍的な打ち手(もはや兵法)」と「“最近の経験に基づいた”勘」で、特に後者の「なんとなくコッチの方向だな…」という気持ちには、そこそこ従っています。
そして、そのとおりに動いて上手くいった時に、後付けで整理&説明の為に「論理」を追加します。
ポイントは、指針にしているのは「最近の経験に基づいた勘」であって、「昔の経験に基づいた勘」や「勘(山勘)」では無い…という点です。
戦線から遠のいた(昔活躍した)リーダーが“勘経営”を発動させてチームを地獄に陥れている場面を時々見かけるので、このあたり(いつまで勘を指針にするか?)は注意が必要です。
さて。
そんな僕が「なんとなくココは意識しておいた方がいいなぁ」と毎度思うのが、『根拠』や『裏付け』と呼ばれるものです。
金本位制の頃の通貨でいうところの「金」のようなものです。
ただ、『根拠』や『裏付け』といったものは「拡大」との相性があまり良くありません。
たとえば「金」を裏付けにしている以上は、「金」の量以上に通貨が増えることはなく(ちょっと増えるけど)、経済が大きく発展することはありません。
「どちらが正解か?」という話ではありません。
どちらも正解だと思います。
『根拠』や『裏付け』を持つことが、吉と出るか、凶と出るか?
そればっかりは、おかれた状況と、その人の力量次第で、なんとも言えません。
ただ、意識しておくことは大切だと思います。
インフルセンサーにしても、初期は『根拠』や『裏付け』が必要ありませんでした。
「フォロワー数が100万人=すごい!」みたいな世界線です。
ところが、今は『実業の結果』や『肩書き』といった根拠が無いインフルエンサーの声は届きにくくなりました。
メディアが成熟したのでしょう。
ここに関しては(今は)根拠があった方がいいのかなぁと個人的には思ったりしています。
今、僕がボンヤリと考えているのは“旅の根拠”です。
ここから、各地で旅行が活発化することになると思うのですが、その時にイニシアチブを取るのは、初期は「強いキャラクター(星野リゾートとか、ホテルオークラとか)」ですが、次第に「想いの強い土地」に移っていくと思っています。
#イニシアチブって何ですか
宗教でいうところの「教会」や、
ディズニーでいうところの「ディズニーランド」みたいな。
好きなアニメの舞台となる土地とか、ドラマや映画の聖地巡礼みたいなノリです。
特にコロナ過でその『想い』は強くなっている。
実際にその場所に通っていなくても、「いつかは行ってみたい」という“想い”が、その人が結果として選ぶ理由になりそうです。
旅行に於ける『旅前』の世界線は、想えることが大事で、想っている時間が大事で、その時、リアルな土地、リアルな建物がモノを言うんだろうなぁというのが僕の見立てです。
「想ってもらうにはどうしたらいいかなぁ~」とうねうね考えながら、自分に置き換えて想像してみます。
今日もありがとう!
じゃ
またね!
阿部
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