おはようございます。
さて、
今日は『「自分より賢い人」にも「未熟な部下」にも尊敬され愛される方法』というテーマでお話したいと思います。
『その人そのもの』を受け入れ、多くの人から愛され、尊敬を集めたリーダー、『田中角栄』を基にお話しして行きます。
「個人の発言や意見を尊重し受け入れることが大切だよね」みたいなやつです。
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▼ 田中角栄さんのリーダーシップの特徴
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『自分よりも賢い人や自分の部下、両方から尊敬されるリーダーの特徴』
として、テーマに上げさせて頂くのがこの方、
『田中角栄(たなか かくえい)』さん
ですね!
この人はやはりすごい人で、僕の子どもの頃はテレビしか情報源がなかったので
『ロッキード事件で捕まった人』
みたいなイメージで見ていたので田中角栄さんのすごさを分からなかったのです……
けどさすがに大人になり色々勉強して、情報収集もテレビ以外からできるようになって、
『ロッキード事件で単純に悪いことをした人』
だというような
本当に幼稚な考えではさすがになくなりました。
田中角栄という人が
いかにすごい業績をなした人か!!
ロッキード事件は
何ともいえませんが、どう考えても政治的な敵から足元をすくわれてしまった
という事件にしか見えなくなってきたので、
あらためて田中角栄さんへの
リスペクトが高まります!
特に田中角栄さんは
演説がヤバいです!
もう日本の政治家史上トップグループには絶対いる人だと思います!!
こんなにも大衆の心をぐっと掴む
『首相のスピーチ』を、
僕は聞いたことがない気がします。
そんな田中角栄さんですがすごく特徴のある人なので様々なエピソードがあるのですが
そのうちの今回は2つを紹介したいと思います。
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▼ コンピューター付きブルドーザー
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田中角栄さんは好かれることも多いし少し嫌われることも多い人です。
それはやはり
『特徴のある人』
だったからだと思います。
あだ名もいっぱいある人ですが
1つのあだ名としては……
『田中角栄はコンピューター付きブルドーザーだ』
と言われていました。
コンピューターと言われている理由は・・・
【桁外れの記憶力】
【即断即決の判断力】
コンピューターは人間よりもはるかに記憶能力が高いし
すぐに答えを導き出せます。
それが田中角栄さんが
コンピューター付きブルドーザーと呼ばれた『コンピューター』で例えられている部分。
そして目の前の壁をものともしない
【破壊的な実行力】
これが
『ブルドーザー』で例えられている部分。
つまり田中角栄さん
『コンピューターの特徴』と
『ブルドーザーの特徴』の
両方を兼ね備えた人と言われていました。
例えば、総理大臣の時です。
田中角栄さんのご自宅には朝から各界のいろんな人たちが100人以上行列をなしていました。
そして田中角栄さんはお休みの日に一人一人順番に陳情(#こうして下さい。こんなことで困っています。みたいなお願い。)
を聞きながら、
「よし、分かった!!
それはできる!!」
「それはできない!!」
と、その場で瞬殺でさばいていました。
そして、角栄さんは
「分かった!それはできる!!」と
言ったものに関しては
100%実行していったといわれています。
【即断即決の判断力】と
【100%の実行力】
これがまさに田中角栄さんのリーダーシップの特徴です。
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▼ 田中角栄さんの人生と理念
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そんな角栄さんですが
学歴でいうと高等小学校卒。
#戦前の教育システムで、今で言う中学校
高校も大学も行っていないのです……
#成績はトップだったんだって
そういう方が総理大臣をしていたので当時は『今太閤』というニックネームも付いていました。
『今太閤』
とは豊臣秀吉さん。
豊富秀吉は元々は昔でいう乞食という立場。
そこからどんどん立身出世して、ついにトップを取って
太閤という
役職に就いたのです。
その立身出世して
最高権力者になった人という意味で
今太閤と田中角栄さんも呼ばれていました。
そうなった理由はやはり、、、
【多くの大衆・民衆から支持を集めていたから】
田中角栄さんはこのようなことを言っています。
「人間はやはり出来損ないだ」
ポイントはここからです。
「人間はやはり出来損ないだ。
大衆は出来損ないだ。
だからみんな失敗もする。
その出来損ないの人間を
そのまま愛せるか
どうかが大事だ。
政治家を志す人間や
人の先頭に立つリーダーは
人そのものを
愛さないとダメだ。
東大を出た頭のいいやつは
みんな人の本来あるべき姿を愛そうとするから
現実の人間を
軽蔑してしまう。
それが大衆蔑視につながる。
それではダメなんだ!!
そこの八百屋のおっちゃん
おばちゃん、その人達を
そのまま愛さないといけない!!
そこにしか政治はないんだ!!
政治の原点
リーダーの原点は
そこにあるんだ!!」
ということをおっしゃっていたのです。
頭のいい人は、
本来人間は、これくらい勉強して、こういうことを分かっていて、正しい判断をしないとダメだ!
それができないとダメなやつだ!!と
軽蔑していた。
でも、それは違う!!
人間は出来損ないなのだ
それを全部愛せる人がトップに立たないと
『多くの人は
出来損ないだから
幸せになれない。
そんな多くの人を
幸せにするのがリーダーであり
政治なのだ』
そういうことを伝えていた人です。
そりゃ皆に愛されますよね♪
そんな多くの民衆に
愛されまくった田中角栄さんですが
それと同時に自分より優秀な官僚からも尊敬と信頼を集めている人でした。
田中角栄さんがまだ総理大臣になる前
44歳で大蔵大臣(現・財務大臣)に
就任しました。
#44歳で大蔵大臣もスゴいよね
その官僚の人達の前でこんな挨拶をしました。
「私が田中角栄だ。
小学校高等科卒業である。
諸君は日本中の秀才代表であり、
財政金融の専門家揃いだ。
私は素人だが、
トゲの多い門松をたくさん潜ってきて、
いささか仕事のコツを知っている。
これから一緒に仕事をするには、互いによく知り合うことが大切だ。
我と思わん者は誰でも遠慮なく
大臣室に来てほしい。
何でも言ってくれ!!
上司の許可を得る必要などない!!
できることはやる!
できないことはやらない!
しかし全ての責任は
この田中角栄が負う!!
以上っ!」
このようなスピーチをしていたそうです!!
そして大蔵省の官僚のことをこのように評価していました。
「大蔵省の役人というのはみんな優秀だ。
正しいデータさえ入れればちゃんとした結論を出してくれる」
大蔵省の官僚の人達にしてみると
これまでの大臣は国会答弁で
自分たちの作成した資料の棒読みだった。
だからある意味
「舵取りをしているのはこちらだ」
というような自負があったのです。
ところが田中角栄は
資料を読まない!
自分の言葉で答弁をする!
なので官僚たちは最初は一瞬
「ヤバい!!自分たちが作った資料を無視されているのではないか!!」
そう思ったそうです。
それは違うということが後に分かります。
実際は誰よりも官僚の作った資料を読み込んでいたのは
田中角栄だったからです。
彼は寝床に着いてからも朝まで官僚の作成した資料全てに目を通していた。
ある時、田中角栄が手に持っていた資料を見た官僚が
赤線とコメントでいっぱいになっている
資料を見て、胸が熱くなった
と言われています。
いかに賢い官僚とはいえ自分の仕事をただ鵜呑みにしているだけの上司と
自分の仕事を細かくよく見てくれている上司を比べたらそれは……
【よく見てくれている上司を信頼する】
そんな田中角栄さんだったから自分よりも賢い人を味方につけることができたと言われています。
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▼その人をそのまま受け入れる器
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大衆に愛されていた田中角栄さん
そして自分よりも賢い人にも
尊敬を集めていた田中角栄さん。
両方に共通することは……
【相手をそのまま尊敬して受け入れていること】
民衆は出来損ないなんだ。
だからそのまま
受け入れないといけない。
官僚はみんな賢い。
これまでたくさん努力してその賢さを手に入れた。
だからそのまま受け入れないといけない。
田中角栄さんは
『その人そのものを受け入れたから受け入れられた』
だから人からの尊敬を集めていた人だったということが分かると思います。
自分を顧みると「まだまだダメだなぁ…」
と考えさせられます。
まさに
「勉強していない人は本当にダメなやつだ!!」
と、どこかで思ってしまう面があるし
勉強ばかりして知識がある人のことを
「頭でっかちだ!! こいつは現場が分かっていない!!」
と裁こうとする心がまだまだあります……
そういう心を小手先で隠しているだけだと思いました……
僕も、田中角栄さんのように
頭が良くない人も頭がいい人も
『そのまま受け入れる』ことができるような
器をやはりもちたいなと思わされました。
皆さんはどうでしょうか?
田中角栄さんのような
心でいたら会社経営が、どれだけ運営しやすいでしょうか?
田中角栄さんのような
大きな全てを受け入れる心で子育てをしたらどれだけ子ども達は育つでしょうか?
田中角栄さんのように
そのままを受け入れる心でいたら夫婦関係やパートナーシップはどんなに豊かでしょうか?
そんなふうに
自分に置き換えて考えてみてください。
僕も考えてみます!!
今日もありがとう。
じゃ
またね。
阿部
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