2023/02/28

世の中の変化

 

おはようございます!





←高いとこが好きな「バカ」です。






さて、

今日は、「世の中の変化」という内容でお話したいと思います。


2019年10月1日に税率が10%になり、その後コロナがやってきて変化の3年間があり、現在そのコロナも『5類指定』されたと思いきや今度は鳥インフル…


とまぁなかなか目まぐるしい日々が続きますが、今回のお話はそのちょっと前くらいから始まっていた「変化」についてです。

 

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▼ 65%
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世界経済フォーラム(World Economic Forum)は、経済・政治・学究など社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界・地域・産業の課題を形成し、世界情勢の改善に取り組む、独立した国際機関。


その中でも、スイスのダボスで開催される年次総会が有名であり、約2500名の選ばれし知識人やジャーナリスト、多国籍企業経営者や国際的な政治指導者などのトップリーダーが一堂し、世界が直面する重大な問題について議論する場となっています。

#Wikipedia先生


つまり、『ダボス会議』という、世界中の有識者(頭のいい素晴らしい人たち)が集まって、これからの世界がどうなるかって事とか、今の社会問題をどうやって解決するかって事ばかりを話してる会議が年に一回あるんですね。


2013年に開かれたダボス会議で出てきた数字、『65%』

なんの数字かというと、
「今日産まれた子供が、将来仕事に就くときに、今は存在しない職業に就く割合」
が、『65%』


「今日産まれた子が就職する頃」ですから、だいたい18年から20年で就活事情やビジネスシーンは大きく変わるんですね。


「今ある職業に就く子供たちの割合が35%」ですから。
#当たり前の事をゆっくり言ってます



むかし日本では『高度経済成長時代』という時代がありました。



その頃は、職業は決まったものであり、偏差値の高い大学を出た人ほど、大手の会社に就職して、お金を稼ぎ、車を買ったり、住宅ローンを組んだりして、”幸せ”とされる生活を送っていました。



そんな幸せな生活を送る人々の陰で、どこにも属せない社会に役立っていない社会不適合者と呼ばれる人々がいました。



ですが、2033年にはそういった「既存の組織に属せない人」が新たに作った職業に就職する新社会人が65%いるんです。



「属せない人は、作っちゃえ!」って時代が、もう来てます。


もうすでにいくつかありますよね。


・ユーチューバー
・プロゲーマー
・AIアーティスト
・NFTプロモーター
・DAOデザイナー
・メタバース設計士

上げたらキリがありませんが、全てここ数年で産まれた『新たな職業』であり『可能性です』。


まだまだ出てくると思います。


そして、新しい仕事は大人が自分から作りに行って率先してあれこれ可能性を模索しているから、みんな楽しそうだし、実際楽しいんだと思います。


そんな大人に惹かれるのは、当然と言えば当然ですよね。


いやいや働いている大人と比べたら、全然不思議じゃない。



でも、小学生が先生に「おれ!プロゲーマーになる!」とか、「AIアートでNFTデザイナーになる!」とか言ったら、「わけわからんから、止めときなさい。」って言われるそうです。


理由は大きく分けて2つ。
『先生に教える知識がない』のと『楽して稼ぐなんて許せないから』があると思います。


どちらも単なる知識不足で説明は付きますが、もう少し深堀すると、前者は「教師は子供の将来の可能性を広げることに尽力すべきなのに、『自分の仕事』を守ることに体重を乗せすぎている。」

後者は、「例に挙げた新しい職業はルールもまだなければマニュアルも無いので「決められた事をしてれば給料が貰える」人からすると、見方によっては楽に感じるかもしれないけど(縛りが無いという意味で)、どれも全部楽な仕事なんてない」という『誤解』があると思います。


そもそもユーチューバーなんて毎日毎日新しいコンテンツを上げ続けないと『認知』なんて獲得できないし、撮影もあれば編集もある。


1日の労働時間に換算したらたぶん12時間から18時間くらい働いてます。


8時間で帰る人とは比べ物になりません。

さて、どっちが『楽』でしょう(笑)。


どちらが良いという話ではないですよ。


良し悪しではなく、『選択肢が増えた』という時代の変化に対応しなきゃ、自分だけじゃなく子供たちの将来も潰しかねないから、ちゃんと勉強しようね。
という話です。


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▼ いろいろ産業革命
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今が『第4次産業革命』と言われていますが(#ちょっと遅れを取ってるとも言われてますが)、ほんじゃ第一次って何なん?ってとこで、ちょっと歴史を振り返ってみます。

#ざっくりね

#詳しくは調べてね


『第一次産業革命』

蒸気機関の開発による動力源の刷新

⇒工場製機械工業の成立


『第二次産業革命』

機械化 1879年、ドイツのジーメンスが発明した電動モーターが新しい動力源となる

⇒蒸気に代わるエネルギー源として『電気』が主流となり、それに伴い『機械』が発達する。生産性向上


『第三次産業革命』

なんといっても「パソコン」

⇒コンピューターの登場で、運搬や溶接を行う産業用ロボットが生まれるなど、人間が行っていた単純作業が自動化され、産業構造における労働の在り方が大きく変化した


ほんで、『第四次産業革命』←イマココ

IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、ビッグデータを用いた技術革新

⇒あらゆるモノ(スマホとか車とか家とか時計とか)がインターネットに接続されることで人々の生活にさまざまな利便性をもたらす時代


#詳しくはこちらで↓


この流れから何が見えるか。


『第一次産業革命』では蒸気によって交通機関は整備されましたが、人はまだ『道具』を使っていました。

畑を耕すにはクワが必要ですし、冷蔵庫には氷が必要なんです。

明かりも火(ロウソク)です。


そこから『第二次産業革命』に移ってどうなったか。


人びとは『機械』を手に入れたので、畑を耕すときはユンボに乗りますし、電動工具を手に入れた工場は生産性がグンと上がります。


それによって、クワ職人は減ったでしょうし、氷屋さんも売り上げが下がった事でしょう。


それでも、「機械なんかようわからんもん使って楽せんでから、一生懸命氷作ってコツコツ稼ぎなさい!」って言ってるのが今の学校の先生方です。

#みんなじゃないよ

#いい先生もいるよ



『第三次産業革命』なんてすごくて、「もう工場に人はいらねえっす。」「機械がオートメーションでやってくれるので、どっちかって言うとパソコンで管理できる人が一人いればいいかな。」ってなる。


設備投資一発すれば、人件費かけずに、人より正確に、人より早い作業であれこれ作ってくれる。


そうするといよいよ、「あれ。じゃあわたし何しようかしら。」となって、現場勤務の肉体労働者がくいっぱくれる事になる。



そして、『第四次産業革命』

ココには、AIだけじゃなく、CtoCとか、FinTechとか全部入っちゃってるのでややこしいんですが、全体的に担当領域は『頭脳』です。


この場合、『変化する職業』は何か。

『管理職』です。

頭脳労働の一端を担い始める。


数字や知識『のみ』で管理職業務をしている人は、AIに取って代われてしまいます。

#もちろん必要なんですけど


そういった『既存の知識』の価値は下がり、『人間味』や『おもいやり』みたいな感情めいたものの価値が上がる。


だって、まだAIが介入できる領域ではないから。

『ひと』にしかできない領域の価値が上がる。


なので、AIの得意不得意を理解した上で、共存(補いあい)する方法を探すことが大切になってくると思っています。


いつ、どのタイミングかはわかりませんが、確実に来る時代というのはあって、コロナ過が変化のスピードを加速させたのは間違いないので、ちゃんと勉強して、アンテナ張って、『選択肢』を持った上で、自分の道を選んでいけたらと思っています。


今日もありがとう!


じゃ

またね


阿部



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